毎日水槽にいる蟹の2割は死んでしまう繊細なわたりがに。
365日、1日3回続けるわたりがにの管理で、弱ったものは迷わず廃棄をします。活きが良いわたりがにしか提供をしない。 そうすることで、真のわたりがにの美味しさを全国の方へお届けし、わたりがにの文化を絶やすことなく、わたりがにの実力を認めていただきたいと思っています。
創業以来、わたりがに専門店として店を構える割烹 松屋では、冬から春にかけてはオレンジ色に輝く雌蟹の内子をご提供。
日々わたりがにと向き合っていますが、やはり、甲羅を割った瞬間に「この内子をすぐにお客様に食べさせたい」と思ってしまうほどです。
夏には濃厚な身が特徴な雄蟹、冬から春先きには内子に魅せられる雌蟹と季節で楽しみ方を変えられることもわたりがにの魅力です。
わたりがにの脚には独特のトゲが無数についています。 単に捌いているのではなく、その捌き方にもお客様の食べやすさを考え スピーディに捌きながらも、トゲ類は全て取り除き提供しています。